少女 1957年(昭和32年) 12月号

少女
まんが

 母さんふたり
 のろわれたコッペリア
 小鳩くるみちゃん
 白鳥の祈り

 青い真珠
 なまちゃん
 クラスおてんば日記

横山光輝
髙橋真琴
水谷武子
わたなべくにお
原作:谷元次郎
おざわあきら
中村初江
今村洋子

 新連載 別れのワルツ

 最終回 消えたおねえさん
 ウララちゃん
 牧場は夕やけ
 読切 白いバレエぐつ
 読切 金のうろこ
 最終回 こぐまの小石

松本あきら
原作:島守俊夫
うちのすみお
水谷武子
横山まさみち
牧美也子
わたなべまさこ

少女 新年号は6大ふろくです

 ①バレエブローチ ②カレンダー ③お手紙セット ④まんがの本 母さんふたり ⑤まんがの本 松島トモ子実話まんが ⑥シネスコ型絵はがき

巻頭まんがは4月号から連載を開始した横山光輝「母さんふたり」。生みの母と育ての母の間で揺れ動く少女の心情を描いた物語は多くの読者の支持を得た。昭和30年に『なかよし』と『りぼん』が創刊され、手塚治虫、うしおそうじが、それまで大半を占めていたユーモア作品とは異なるストーリー作品というジャンルを持ち込み、それに続く漫画家が現れる。本誌には読切短編、牧美也子「白いバレエぐつ」、わたなべまさこ「金のうろこ」が掲載されている。のちに牧美也子は『少女』で「青い十字架」の連載を開始、わたなべまさこは競合誌『少女ブック』に「山びこ少女」の連載を開始する。高橋真琴の「のろわれたコッペリア」は昭和30年代中盤以降、各誌の境界を超えて絵物語や口絵で誌面を飾った作者の数少ない読切作品である
母さんふたり 横山光輝 9頁(4色1+2色4+4)
お母さんがふたりいるかえでちゃん!でも、そんなことを知らないかえでちゃんのむじゃきさ!
のろわれたコッペリア 読切 高橋真琴 2色7頁
白いバレエぐつ 読切 牧美也子 8頁
ミサ子さんは、あるさむい日、うら山へスケッチに行きました。ところが・・・
金のうろこ 読切 わたなべまさこ  原案:津々見じゅん 7頁
小鳩くるみちゃん 水谷武子 2色4頁
手にもっていったカール人形のおかげで、とんだ事件がもちあがってしまいました。
白鳥の祈り 新連載 わたなべくにお 作:谷元次郎 2色9頁
青い真珠 おざわあきら 2色10頁
”青い真珠”は、あくまの真珠なのでしょうか?ふってわいたようなみさおちゃん一家の不幸⁉︎
クラスおてんば日記 今村洋子 2色9頁
なまちゃん 中村初江 2色2頁
東京の中学一年の中村初江さんがかいたまんがです。みんなで中村さんをおうえんしてあげてください。
わかれのワルツ 新連載 松本あきら作:島守俊夫 8頁
あたらしくはじまった、こわいまんが「わかれのワルツ」・・・夜、ひとりでよんではいけません!
さと子のおかあさんは人ごろしの犯人でした。さと子には、あんなにやさしいおかあさんが・・・!
きえたおねえさん 最終回 うちのすみお 9頁
おねえさん、あきらちゃん、おかあさん、三人のすがたがみえなくなった!ほんとうに、きえてしまったのでしょうか?
ウララちゃん 水谷武子 4頁
ウララちゃんが、学校からかえったら、おうちのなかに、大きなしゃもじがいっぱいありました。さて・・・
牧場は夕やけ 横山まさみち 9頁
こぐまの小石 最終回 9頁
かおりちゃんのおとうさんは、わるものたちのなかまにはいってしまうのでしょうか?さあ、はやくよみましょう。