『りぼんカラーシリーズ』&『昭和の少年少女雜誌』

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このホームページは日本の漫画文化の礎を築いた、主に昭和三十年代を舞台に活躍した漫画家とその作品が、時の経過に埋もれることなく今の時代に語られる事を願って、昭和三十年代の漫画雑誌と作品を紹介してます。

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2023年8月9日開設

2024年12月19日追加
ハッスルゆうちゃん 新連載・今村洋子/白ばら物語・西谷祥子/リムのおっちょこちょい 読切・あすなひろし ほか
2024年6月16日追加
休刊号 鉄腕アトム 最終回・手塚治虫/グランプリ野郎 最終回・横山光輝/別冊付録 地下鉄サム物語・永島慎二 ほか
2024年4月7日追加
新連載 Xメン・桑田次郎/まぼろし探偵・桑田次郎/ビリーパック・河島光広/天馬天平・堀江卓 ほか
2024年4月1日追加
りぼんカラーシリーズ21 火の花の丘 作:牧美也子 若い青年と隠れキリシタンの娘との愛の強さを描いた佳作
2024年3月23日追加
読切 のろわれたコッペリア・髙橋真琴/読切 白いバレエぐつ・牧美也子/読切 金のうろこ・わたなべまさこ ほか

昭和の少年少女雑誌の華であった付録。付録には少年誌の組立付録や少女誌のおしゃれな小物、少年少女を問わない別冊付録があった。別冊付録は人気連載まんがの象徴でもあった。

昭和30年代初頭まで月刊誌は小説などの読み物中心の編集であったが、徐々に読者は掲載されている漫画に目を向けるようになる。昭和を代表する漫画家のオリジナル性や作品の魅力に触れる。

Coming Soon
「ちびまる子ちゃん」人気に押され気味の『なかよし』が飛ばしたスマッシュヒット「美少女戦士セーラームーン」。両誌はキャラクターものの付録でも競い合った。

りぼんカラーシリーズ おおくの人にすぐれた漫画をよんでいただきたい。このねがいをこめておおくりするのが 「りぼんカラーシリーズ」です。ひとつひとつの作品がいつまでもみなさんの心のかたすみに生きつづければうれしいと思います。『りぼん』編集部

『りぼん』の別冊付録「りぼんカラーシリーズ」は愛と感動の物語をテーマに掲げて1963年から69年にかけ月例誌77冊と増刊2冊の全79冊を数えた。

昭和の少年雑誌 戦前から戦後にかけ読物中心だった雑誌は1950年代前半に絵物語中心に変化し、1950年代半ばには手塚作品をはじめとするストーリー漫画の掲載が主流となり、やがて月刊誌黄金時代を迎えた。

既刊の『冒険活劇文庫』を1950年に改題、1971年『少年キング』に合併。1958年には月刊少年誌の発行部数新記録80万部を突破する。

既刊の『少年少女冒険王』を1956年改題。1983年『TVアニメマガジン』に改題。漫画のラインナップで試行錯誤が続いたが、特撮・アニメ作品を掲載。

1951年『冒険王』の増刊として刊行、1952年より月刊誌化。『冒険王』に対して低学年向け漫画を多く掲載した。1971年『冒険王』に合併。

既刊の『おもしろブック』を1959年に改題。キャッチコピーの「友情・勝利・努力」と共に1969年隔週刊行の『少年ジャンプ』に統合され廃刊となった。

1946年創刊。1968年廃刊。二大ロボット漫画「鉄腕アトム」「鉄人28号」のほか「矢車剣之介」「サスケ」など多くの人気作を掲載。

1954年創刊。1969年に人気連載漫画「タイガーマスク」と共に『週刊ぼくらマガジン』として再出発。1971年『週刊少年マガジン』に統合され廃刊。

既刊の『幼年ブック』を1958年に改題。1963年休刊。休刊時の連載漫画の一部は『少年ブック』に引き継がれた。

1964年創刊の『少年倶楽部』が1964年に『少年クラブ』に改題され、その後『週刊少年マガジン」に併合される1962年(昭和37年)まで刊行された。

昭和の少女雑誌 日本最初の少女雑誌は明治35年創刊の『少女界』で、後に『少女世界』『少女の友』など十数誌に及んだ。戦中には『少女倶楽部』を残すのみとなったが、戦後少女たちに向けた雑誌が蘇った。

1946年、既刊の『少女倶楽部』を改題。1963年終刊、『週刊少女フレンド』に引き継がれた。1953年から手塚治虫「リボンの騎士」を連載。

1949年 創刊、1963年休刊。センスの良い本作りと創刊号から連載された倉金章介「あんみつ姫」で部数を伸ばした。昭和30年代月刊誌時代のトップ誌。

1951年創刊、1963年終刊、『週刊マーガレット』に引き継がれた。芸能関係に強く、わたなべまさこを中心に通俗エンターテイメントに徹した誌面が特徴。

1955年、ベビーブーム世代の月刊誌として創刊。時代に合わせて変化する付録の魅力と競合誌『りぼん』と切磋琢磨することで現在も刊行が続く。

1955年、ベビーブーム世代の月刊誌として創刊。時代に合わせて変化する付録の魅力と競合誌『りぼん』と切磋琢磨することで現在も刊行が続く。

1963年、既刊の『少女ブック』の後継誌として創刊。芸能関係記事に力を入れた編集。1988年、週刊から月2回刊にリニューアルして現在も刊行が続く。

1963年、既刊の『少女クラブ』の後継誌として創刊。洗練された編集が特徴であった。1974年の月2回刊移行後、1991年に月刊化、1996年に休刊。

ホームアイコン 別冊マーガレット

1964年、既刊の『週刊マーガレット』の別冊として創刊。『週刊マーガレット』連載作家の総集編と読切作品の掲載が特徴。現在は独自に作家を育成。