少女雑誌

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『少女ブック』1962年(昭和37年)1月号

『少女ブック』終刊前年の1月号であり、同誌後期の動向を知るうえで興味深い一冊である。巻頭まんがには、わたなべまさこによる長期連載作「白馬の少女」が掲載されている。水野英子「ファニ」、横山光輝「とびだしたマリ」、鈴原研一郎「黒いオデット」の3作品が新たに連載を開始している。いずれも結果的には短期間で終了したものの、当時の作家陣の多様な作風や、『少女ブック』が新作を積極的に投入していた姿勢をうかがわせる内容となっている。
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『なかよし』1964年(昭和39年)8月号

竹本みつる、西奈貴美子、あすなひろしによる読切3作品掲載号である。なかでも、あすなひろしの「おどり子人形」は注目作品である。あすなひろしは1961年に『少女クラブ』と『少女ブック』で二誌同時デビューし、多数の作品を発表した後、2年間の休筆期間を経て、1964年の『りぼん』お正月大増刊号にて、画風を一新した「みどりの花」を発表し再デビューした。掲載作「おどり子人形」も、繊細かつ華麗な描画が印象的な佳作として記憶される一編である。また、山根赤鬼の「かのこちゃん」が本号で最終回を迎えている。本作は1956年6月号に連載を開始し、8年2か月にわたる長期連載作品であった。そのほかの連載陣には、牧美也子、赤松セツ子、望月あきら、手塚治虫といった人気漫画家が名を連ね、いずれも誌面の充実ぶりを示す好評作を発表している。
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『少女クラブ』1962年(昭和37年)4月号

少女クラブ 1962年(昭和37年)4月号 この年の12月号を最後に『少女クラブ』は後継誌『週刊 少女フレンド』に移行する形で廃刊になる。12月号本誌のまんがラインナップは、「ふたりの白鳥」細川知栄子 原作:春名誠一「ルル」水野英子 「アコちゃんとボクチン」高橋たくみ「しつれいさん」やまねあおおに「ふたごの天使」西谷祥子「黒姫さま」東浦美津夫 原作:緑川圭子「江美子」石森章太郎であった。水野英子「星のたてごと」はこの号と次号(5月号)の別冊付録、共に水野英子病気療養のため下川洋子による代筆である。
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『りぼん』1961年(昭和36年)4月号

横山光輝「おてんば天使」1959年1月号 - 1962年3月号連載中。牧美也子「マキの口笛」1960年9月号 - 1963年4月号連載中。わたなべまさこも、この号の『りぼん』で「おかあさま」1961年4月号 - 62年12月号の連載を開始している。
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『なかよし』1961年(昭和36年)12月号

この号は連載まんがの最終回が多く、連載作品15作中、11作が最終回である。翌月号は連載まんがの刷新と新年特大号という、一年で最も読者の購買意欲が高まる号とあって、ふろく予告ページと新連載まんが予告ページに、いつにも増して力を入れている。表紙モデルの小橋玲子はテレビドラマ「パパ起きてちょうだい」のレギュラー出演や、1968年放送の「怪奇大作戦」にSRI所員の紅一点・小川さおり役でレギュラー出演した。
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『少女』 1955年(昭和30年)11月号

昭和30年代初頭の『少女』の漫画は男性漫画家によるものが中心であった。本誌掲載の「白ゆり行進曲」横山光輝は1955年7月号に連載が開始されると読者の支持を得て瞬く間に『少女』の看板作品になった。極めて少ない藤子不二雄の少女漫画「母を呼ぶ歌」掲載
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『なかよし』1966年(昭和41年)1月号

巻頭まんがは牧美也子の「花のコーラス」。牧美也子作品の魅力はカラーページの美しさにもあり、物語の運びとは別に挿入されるイラストは少女雑誌独自のものであった。新連載が2作品で、望月あきら「ジュリエッタ」、松尾美保子「ガラスのバレーシューズ」、超長期連載手塚治虫「リボンの騎士」の掲載もある。
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『少女ブック』1961年(昭和36年)5月号

少女ブック 1961年(昭和36年)5月号である。巻頭漫画はわたなべまさこの 「白馬の少女」で、別冊付録にも続いている。他の別冊付録は、西奈貴美子作品「エリの赤い靴」である。所持している「エリの赤い靴」別冊付録3冊のあらすじを追い、作品の概要も合わせて紹介する。おざわさとるの少女漫画「順子の窓から」連載中
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『少女クラブ』1958年(昭和33年)6月号

ちばてつや「ママのバイオリン」新連載号 ちばてつや作品は「ママのバイオリン」終了後も「ユカをよぶ海」「リナ」「1・2・3と4・5ロク」と『少女クラブ』が休刊になる1962年12月号まで続いた。その後、発表の場を『少女フレンド』に移し、「ユキの太陽」「島っ子」「アリンコの歌」「みそっかす」「ジャンボ・リコ」「テレビ天使」を連載。その期間は通算11年に及んだ。
マーガレット

マーガレット 1966年(昭和41年)12号

スターとまんが特大号 週刊誌の魅力はなんと言っても毎週読めるということであるが、月刊誌のふろくは侮れないものであったと思われ、昭和40年代に入ると口絵・綴込みに工夫を凝らすようになる。この号のキャッチコピーは「スターとまんが特大号」で、スタ...