
世の中には、ほんのささいなことで、いままで仲のよかった人どうしが、けんかをすることがあります。そして、意地やみえをはっておたがいににくみあうことが、しばしばあります。しかしつまらない意地やみえをすてれば、このお話の主人公ミーコとナーコのように、ちょっとした思いやりや、話あいで、すぐ仲なおりができるものなのです。
りぼんカラーシリーズ24
さよなら三角
A5版 130頁
りぼん昭和40年4月号付録(第11巻5号)
漫画家・巴里夫は、シリーズ作品数が7作と、最多を誇る竹本みつるの9作に次ぐ高い実績を持つ作家である。対象となる作品は、当時すでに貸本漫画の世界で多くの読者から圧倒的な支持を集めていた氏の、満を持してのメジャー雑誌デビュー作にあたる。
巴里夫〈作品の力〉
巴里夫の作品世界では、等身大の少女たちが主人公として描かれ、彼女たちの何気ない日常が主な舞台となる。ストーリーは、誰もが経験するような日常の些細な出来事に心が揺れ、思い悩む少女たちの姿を丁寧に追うものであり、読者自身の生活と深く重なり合うものであった。
このように、作品を通じて発信される温かいメッセージは当時の少女たちの心に深く響き、氏は長期にわたって多くのファンから愛され続けることとなった。














