







少女クラブだけがあなたにおおくりできるこんなにステキな7大ふろく
① 特製ハンドバック だれにもあう、水色の美しいバックです。皮そっくりのじょうぶで、ステきなバックです。どこのおみせでも売っていない、きれいなバックです。② トランプ・ブローチ③ 別冊「ママのバイオリン」④ 別冊「銀の花びら」⑤ 年賀状えはがき⑥ エリちゃんカレンダー 内藤ルネ先生、高橋真琴先生、藤井千秋先生が、とくべつにお書きくださった、カレンダーです。⑦ ポケット少女クラブお正月クイズブック

名匠と巨匠が競演する黄金期の一冊――『少女クラブ』1958年(昭和33年)12月号
1923年の創刊以来、1962年にその伝統を『週刊少女フレンド』へと引き継ぐまで、少女たちのバイブルであり続けた『少女クラブ』。本誌はその全盛期を象徴する、昭和33年12月号である。
本号の目玉は、漫画界の二大巨星による連載。満州・ハルピンを舞台に、明るく逞しい少女の生き様を描いた上田としこの名作『フイチンさん』。そして、少女漫画に「長編ストーリー形式」という革命をもたらした水野英子のスペクタクル・ロマン『銀の花びら』。
今なお色褪せない「物語の力」が、この一冊に凝縮されている。

明るく、肯定的に描かれた「満州」の日常
多くの引き揚げ体験者が凄惨な記憶を綴る中、本作は作者が過ごした「楽しかったハルビン」の記憶に基づいている。戦争や国際情勢の影を感じさせない、純粋な現地の人々の「生活」や「習慣」が描かれている点は、戦後の漫画界において極めて稀有な存在といえる。
圧倒的なキャラクター造形と「笑顔」の力
主人公のフイチンは、理不尽な身分差や貧富の差を物ともせず、常に太陽のような明るさを失わない。この「卑屈にならないヒロイン像」は、戦後を生きる当時の少女たちに大きな勇気と希望を与えた。
「名匠」の名にふさわしい職人的な描写力
その絵柄は、師である松本かつぢ譲りのモダンで洗練されたタッチが特徴である。フリーハンドで描かれた正確なデッサンと、中国語を交えたリアリティ溢れる生活描写、そして画面から飛び出しそうな躍動感。その卓越した技術は、後世の多くの漫画家たちにも多大な影響を与えている。
女性漫画家の開拓者による、時代を超えた金字塔
女性漫画家という職業自体がまだ確立されていなかった時代に、1957年から約5年間にわたって連載されたことは当時として極めて異例であった。手塚治虫も絶賛した本作は、今なお色褪せない「漫画の原点」のひとつである。
フイチンさん 作:上田としこ 2色15頁
あたいびっくりしちゃった!リュウフォアさんのおうちったら、すごくりっぱなのよ!おまけに・・・・まあ、よんでくださいね。(フイチン)
物語の舞台は戦前の満州・ハルビン。ハルビン一の大富豪・リュウ家の門番の娘であるフイチンは、貧しくとも明るく、義侠心に富んだお転婆娘。その性格を見込まれた彼女は、リュウ家のわがままなお坊ちゃま・リイチュウの遊び相手(子守役)として雇われることになる。過保護に育てられたリイチュウも、フイチンのエネルギッシュで思いやりのある振る舞いに触れるうち、次第に元気で優しい少年へと成長していく。二人の交流を中心に、ハルビンの街で繰り広げられる愉快な冒険と日常を、生き生きと描き出した傑作である。

少女漫画における「長編ストーリー形式」の確立
それまでの少女漫画は、数ページの短編やコミカルな日常を描くものが主流であった。本作は出生の秘密、肉親との対立、ロマンスといった重厚なドラマを数百ページにわたって展開。少女漫画に「壮大な物語を読み切る快感」を初めて持ち込んだ記念碑的一作である。
手塚治虫直系の劇的なコマ割り
トキワ荘の住人であり、手塚治虫を師として研鑽を積んだ水野英子は、映画的なカメラワークや躍動感のあるコマ割りを導入した。これにより、それまで静的だった少女漫画に圧倒的な「スピード感」と「迫力」が加わった。
「戦うヒロイン」の先駆け
本作には、過酷な運命に立ち向かう自立した意志を持つ女性が登場する。手塚治虫の『リボンの騎士』が蒔いた種をさらに発展させ、後の『ベルサイユのばら』へと続く「戦うヒロイン像」の源流となった。
巨匠・水野英子を象徴する華麗な画風
装飾性の高い衣装や背景、そして情熱的なキャラクターの表情。視覚的な美しさと劇的な物語が融合した本作は、当時の読者に「物語の世界へ没入する」という全く新しい体験を提供した。まさに本作こそが、水野英子が「巨匠」としての歩みを始めた一作である。


銀の花びら え:水野英子 原作:緑川圭子 2色4+16頁
あっ、リリーあぶない!なにもしらない、リリーをまちうける黒博士の魔の手は、すぐそこにせまっています。
物語の舞台は中世ヨーロッパ風の異国。主人公の少女リリーは、祖父と兄ピーターに守られ、貧しくも幸せに暮らしていた。しかしある日、残忍な盗賊団「赤いしし王」の襲撃により、リリーはさらわれてしまう。リリーの腕には、盗賊団の首領の娘であることを示す「4つのほくろ」の痣があった。過酷な運命に翻弄されるリリー。一方、生き別れた兄ピーターは、妹を救い出すため剣の修行を積み「銀の騎士」として立ち上がる。肉親同士が敵味方に分かれる悲劇、複雑に絡み合う人間模様——壮大な冒険の果てに、物語は感動の結末へと向かう。

三つの球 連載期間1958年4月号〜1959年3月号 三つの星が降った夜のあくる朝、竹取りヨヒョウは竹林で女の子の赤ん坊を拾った。女の子は深雪と名づけて育てられたが、その子は実は天女だったのである。宝玉の持ち主・参元食婦人の怒りに触れて、姿を変えられた弟の姿を元に戻すため、その原因である「三つの珠」を下界へ捜しに来たのだった。美しい娘に育った深雪は珠を探すために旅に出るが……。
三つの珠 作:石森章太郎 16頁
深雪ちゃんは天女でした。おとうとのイッチンを、もとのすがたにもどすために、三つの珠をさがしに地上へおりてきているのです。☆深雪は、やっと京都へつき、そこで牛若丸と、天平をみかけたのもつかのま、またもなにものかにつかまえられて・・・・・。

狩野川台風(かのがわたいふう、昭和33年台風第22号、国際名:アイダ/Ida)は、1958年(昭和33年)9月27日に神奈川県に上陸し、伊豆半島と関東地方に大きな被害を与えた台風である。○死者・行方不明:1,269名○住家の全・半壊・流出:16,743戸○住家の床上・床下浸水:521,715戸○耕地被害:89,236ha○船舶被害:260隻


















