桑田次郎が 「まぼろし探偵」 と 「Xマン」 を並行連載。この号では 「Xメン」 が本誌掲載と別冊付録の扱いで、「まぼろし探偵」 は巻末掲載である。『少年画報』 を代表する名作 「まぼろし探偵」 は次号で初出連載終了をむかえる。別冊付録7冊中、「王(キング)アラジン」 作:石森章太郎と「0戦太郎」 作:辻なおきは別冊のみの掲載。


まんが
エックスマン
ビリーパック
平原児サブ
まぼろし探偵
ポパイ
パイロットエース
豆パンチ
雷おやじ
特ダネ六さん
でこちん
山彦くん
忍術月丸
あめん坊
青空投手
鉄腕大学生
桑田次郎
矢島利一
武内つなよし
桑田次郎
森田拳次
吉田竜夫
わちさんぺい
そのやましゅんじ
あそうしょう六
やまねあおおに あかおに
下山長平
矢野ひろし
平川やすし
花岡しろう
植木金矢
はりきり好敵手 大鵬、柏戸を追う新しい時代のホープ佐田の山と栃の海

航空戦記 必殺の魚雷攻撃

Xマン 作:桑田次郎 4色カラー3頁+4頁+別冊付録

ビリーパック 作:矢島利一 2色カラー3頁+4頁+別冊付録
1954年10月号〜1962年6月号連載 この回は矢島利一による執筆である。1961年3月、連載開始時の著者である河島光弘の急死により、手伝っていた矢島利一が続筆(1961年7月以降)した。
アメリカ人を父に、日本人を母にもつ少年探偵ビリーパックが麻薬の密輸団などの悪を相手に大活躍する。ハンチングにトレンチコートと言うファッションとスピーディーなアクションが子供たちの評判となり、武内つなよしの 「赤胴鈴之助」 と人気を二分、ラジオやテレビで放送された。また、日米親善というテーマから日本の人気児童漫画として、アメリカのCBSネットワークで全米に紹介された。現代漫画博物館

平原児サブ 作:武内つなよし 4色カラー3頁+4頁+別冊付録

まぼろし探偵 作:桑田次郎 15頁
初出1957年3月号(連載当初の作品名は「少年探偵王」)〜1961年12月号
少画新聞社の少年記者・富士進は、仲間の十郎と一緒に難事件を追っかけている。難局になると、赤い帽子に黒い目隠しマスク、黄色いマフラーと言ういでたちのまぼろし探偵がバイクに乗って現れ、拳銃の扱いも鮮やかに、事件解決に力を貸す。その正体は、警視庁の鬼警部である父親すら知らない、少年・進が姿を変えての活躍だった。事件を追う記者で秘密探偵という、冒険好きの少年にとってのあこがれの職種を一人二役でこなすスーパーヒーローが少年だったところも、読者に痛快な読後感を与えた。現代漫画博物館

本誌独占 ポパイ 作:森田繁 4色カラー1頁+16頁

パイロットA 作:吉田竜夫 2・4色カラー7頁+別冊付録


豆パンチ 作:わちさんぺい 4色1頁+5頁+別冊付録

雪おやじ 作:そのやましゅんじ 10頁

特ダネ六さん 作:あそうしょう六 14頁

でこちん 作:やまね あおおに・あかおに 16頁

山彦くん 作:下山長平 19頁


忍術月丸 作:矢野ひろし 13頁

あめん坊 作:平川やすし 4色1頁+24頁

青空投手 作:花岡しろう 22頁

鉄腕大学生 作:植木金矢 15頁
