なかよし 1966年(昭和41年)1月号

なかよし
まんが
花のコーラス
新連載 ジュリエッタ
新連載 ガラスのバレーシューズ
ヨッちゃんパンチ
リボンの騎士
お正月おわらい劇場
乙女の祈り
エンゼルちゃん
読切 きえたおかあさん

牧美也子
望月あきら
松尾美保子
今村ゆたか
手塚治虫

赤松セツ子
長谷川一
はまえりこ
口絵 花よめ人形
モデル 高見エミリー バレエ 森下洋子
あっ!とおどろくふろくぞろい!なかよし2月お年玉大ふろくつき特大号

2月号の付録は・・・定番のブローチとバックは雪の花カーディガン・クリップとお正月おでかけバック。注目すべきはお正月はれぎのきせかえセットで、2次元の人形と衣装に3次元の小物を加えた新しい形のきせかえ。
別冊付録『なかよしブック』花村えいこ「禁じられた遊び」、 1963年(昭和38年)5月号から始まった『りぼん』の付録『りぼんカラーシリーズ』におくれること2年、『なかよし』は類似の別冊ふろく『なかよしブック』を1965年(昭和40年)5月号から始める。当初は花村えい子による読切連作で、第1回は「ともしびよ永遠に(ジャクリーヌ・ケネディ物語)」98頁で、以降、66頁の別冊が1965年(昭和40年)12月号の「長崎の鐘」まで続き、本号の付録「メリー・ポピンズ」からは増頁、複数のまんが家による執筆、作品テーマの多様化のリニューアルが行われた。

お正月大増刊号・・・びっくりする大型 うっとりする美しさ。この増刊号はこの頃に連続して数冊発行されたA4版のもので『なかよし』独自の企画であった。掲載予告にある手塚治虫「夕鶴」は長谷川一に変更して、手塚治虫の「鶴の泉」リメイク版が掲載された。
花のコーラス 連載第三回 牧美也子 24頁(4色8+2色4+12)
すでにライバル誌『りぼん』の「マキの口笛」「りぼんのワルツ」で人気を得ていた牧美也子の『なかよし』連載作品は「ひとりぼっち』1963年6月号 - 1965年5月号で始まり、本作「花のコーラス」1965年11月号 - 1967年4月号、「星のゆりかご」1967年5月号 - 1968年7月号、「白鳥の城」1968年9月号 - 1969年2月号と長期に渡って続いた。

絵里は花好きの少女。アパートの管理人をしている祖母と二人暮らしだったが、その祖母が亡くなってしまう。そして、祖母が残してくれた財産目当てに乗り込んできた親せき家族との辛い生活が始まる・・・
ジュリエッタ 新連載 望月あきら 8頁(2色4+4)+別冊
前号で長期連載の「海の星山の星」が最終回を迎え、この号からは「ジュリエッタ」の連載が始まった。「海の星山の星」の人気を受けて、連載第1回から別冊付録に続くという別格の扱いであった。
ジュリエッタ
別冊付録 B5版変形 34頁


高峰病院のひとりむすめの混血少女ジュリエッタは、たのしいお正月をむかえました。ところが、そこへ、交通事故にあった少女がはこびこまれてきて大さわぎ、ジュリエッタはこの少女になぜかふかく心をひかれていきます。
ガラスのバレーシューズ 新連載 作:松尾美保子 18頁(4色1+17)
前号で終了した「ふたりだけのゆびきり」に続く「ガラスのバレーシューズ」は1966年1月号 - 1967年12月号の長期連載作で、巻頭カラーを牧美也子と分け合う人気作となった。
ヨッちゃんパンチ 今村ゆたか 8頁(2色4+4)+別冊
リボンの騎士 手塚治虫 16頁(2色4+12)
フランツ王子と魔女のむすめヘケートは、魔王サターンのまえで結婚式をあげましたが、あとでそのふたりは、にせものだということがわかって大さわぎになりました。ほんもののふたりは、むちゅうでに
げましたが、魔女においかけられ、魔女とヘケートのあいだに、おそろしい魔法合戦がはじまりました。
お正月おわらい劇場 全11頁
いじわるばあさん よこたとくお お正月のアルバイト 伊東章夫
乙女の祈り 赤松セツ子 15頁
ママが長いあいだ、入院することになってさみしくなった桜町家は、チカおばさまがきてくださったのですが、むかしかたぎのおばさまには、おてんばでいたずらなこどもたちがあまり気にいっていないようです。なにかにつけいじわるをします。そこに、たいへんなことがおきたのです。クリスマスも近いある日、パパがおしごとでいっているカロリナ島で火山の大爆発があったのです。
エンゼルちゃん 長谷川一 15頁
消えた おかあさん 読切 はまえりこ 24頁
美しいスタイル画に心がこもっているのでしょうか!絵とともにきえるふしぎなからだ。うなされるほどこわいお話です!
CMソングで日本一 
CMソング全国のど自慢コンクールで、東京・荒川区の高校生、高橋まり子さんが日本一にえらばれました・・・右上の写真の人、歌手の高橋真梨子さんですね。両親の離婚により、母方の姓を芸名とした高橋さんは、本名もまり子。広島県出身、福岡県育ちですが、16歳の時には東京に移り、プロ歌手を目指して駒込学園女子高等学校に在籍していたそうです。昭和24年3月生まれですから、昭和41年1月は記事の通り16歳です。
絵物語 宝石シリーズ 一月の誕生石 ガーネット
え:水野英子 文:日野多香子